2014年09月24日
新米の季節☆
皆さま、こんばんは☆
彼岸の中日も過ぎ、暑い夏とももうおさらば・・・と思ったら今年はもうとっくに「秋」っぽいですね

近所の田んぼの稲刈りも始まり、いよいよ新米の季節がやってまいりました☆
さて・・・
今日は栄養素の一つ、「炭水化物」の役割をおさらいしてみます。
炭水化物(ブドウ糖、またはブドウ糖が鎖状につながっているもの)は、脳のエネルギーのもとになります。
ご飯などを食べると、炭水化物が分解されブドウ糖になり、血液中に入ります。
体を動かすと、まずはこのブドウ糖から消費されます。
そこでエネルギーとして使われなかった血液中の余分なブドウ糖は、肝臓や筋肉でグリコーゲンというものに変化して貯蔵されます。
グリコーゲンは、いわゆるエネルギーの「ストック」で、体内のエネルギーが少なくなるとエネルギー源として使われるのです。
使いきれなかったブドウ糖やその他糖類は、中性脂肪に変えられて蓄えられてしまいます。
逆に炭水化物が不足すると、脳がエネルギー不足になり頭が働きません。
また、炭水化物の不足状態(=エネルギーの不足状態)が続くと、体内のたんぱく質(つまり、筋肉)を分解してブドウ糖を合成しようとします。
そのため、筋肉が減少して基礎代謝も低下し、やる気も出なくなり疲れやすくなり、病気に対する免疫力も衰えてしまいます。
ダイエットのために、と主食を抜いてしまう人もいるようですが、短期間なら良くても(ただし、今まで炭水化物を過剰に食べていた人)、ご飯を食べないという食生活を長く続けるのは危険です。
「炭水化物抜きダイエット(糖質制限ダイエット)」をする人は、食事での主食を抜くのではなく、間食の糖分や調味料で使うみりんや砂糖を極力抜く事をお勧めします。
炭水化物を脂肪として体に溜めこまず、効率よくエネルギーに変える上手な摂り方・・・
炭水化物を摂る際にビタミンB1も一緒に摂る!!
炭水化物が体内でエネルギーに変わるときには、ビタミンB1が必要なのです。
炭水化物を多く摂るほど、ビタミンB1を多く必要とします。
夏バテの原因の一つは、甘いジュースやアイスなどをたくさん摂るのに、食欲がなくて食事をおろそかにし、ビタミンB1などの必要な栄養素が充分にとれないからだと考えられています。
そう、疲れた時には甘いもの~♪・・・といって、飴やチョコを食べていても、それらをエネルギーに変えてくれるビタミンB1が不足しているとエネルギーに変わらないので、疲れはとれないのです(゜o゜;)!
ビタミンB1を多く含むもの・・・豚肉(赤身)、玄米、胚芽米
主食に玄米や胚芽米を加えて毎食食べると効率よくビタミンB1が摂れやすいかと思います。
肉類の中では、豚肉にとても多く含まれています。
ビタミンB1の吸収を促進してくれる成分を持つ、玉ねぎやニンニク、にら、ねぎと一緒に調理すると更に効果的☆
ダイエットの大敵と思われがちな炭水化物ですが、実は大事な大事なエネルギー源なのです。
糖分の摂り過ぎは良くありませんが、主食も適量は食べないとダイエット効果にも影響が出てくるということは意識したいですね☆
次回は、「体のエネルギーのもとになる脂質」についてのおさらいをしたいと思います☆
Posted by いこい at 23:22│Comments(0)
│健康ニュース
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